タマミジンコ培養
メダカ飼育で生き餌となるタマミジンコ。
他にオオミジンコ・タイリクミジンコといますが
タマミジンコは上記と比べて小さく寿命が短いため培養がうまくいかないことがあります。
そうした中で今回は私がタマミジンコの培養で幾度も失敗したどり着いた培養のコツをお届けします。
培養のコツ
コツはこの3つです!
・20リットル以上の容器で行う
・複数の容器で行う
・少しだけエアレーションをして油膜対策をする
20リットル以上の容器で行う
私は以前10リットルの容器で培養していたのですが仕事の関係もあり毎日の面倒は見れず気づいたら
ほとんど全滅してしまうことがありました。
そうした中、20リットルの容器に変えてやってみたところ1週間のスパンで
うまく培養できるようになりました。
おそらく10リットル場合、水の汚れ具合が私の世話の周期とあっておらず
うまくいかなかったと推測されます。
20リットルの場合、繁殖スピード・1週間に一度の水換えと餌やりのスパンと合っており
うまく培養できたのではと考えています。
そのため初めてタマミジンコの培養をされる方やうまく培養できない方は
培養容器の水量を見直すと良いかもしれません。
複数の容器で培養してみる
一つの容器だけで培養をはじめると全滅してしまったとき
またミジンコを買って培養しなければなりません。
そうしたことを防ぐために最初は2つ容器を使ってはじめることをおすすめします。
もちろん全滅を防ぐために数多くの容器があったほうが良いですが、2つでも全然リスクは分散します。
無理に容器を増やして労力を使うより、うまくいくパターンを見つけてから
容器を増やしていったほうが培養しやすいと思います。
飼育の環境(使う水の水質・餌の種類・日照時間・メンテナンスのスパン)によって人それぞれの
培養しやすいやり方が存在すると思うので、まずはうまくいくパターンを見つけるまでは
全滅を防ぐために複数の容器で培養を行うほうが良いと思います。
油膜対策の極小量のエアレーション
ミジンコ培養をしていると油膜が発生することがあります。
油膜が発生すると水面から得られる酸素の量が減り、酸欠になり培養がうまくいきません。
そのため、エアレーションをして油膜が発生しないように対策をします。
このときエアレーションの強さをとても弱くしてください。
その理由は、ミジンコは強い水流に弱いためです。
実は意外と泳ぎがうまくなく、強い水流の中だと溺れて死んでしますようです。
なので、水面がかるく揺れるくらいのエアレーションで良いです。
エアレーションを強くすると、水流が弱いところや止水域ではミジンコは増えているのですが
容器の半分くらいは水流が強くなってしまいそうした所では増えていかないため
容器の大きさに対して効率が悪くなります。
まとめ
タマミジンコはメダカの飼育・繁殖には重要な生き餌です。
しかしなかなかうまく培養できなかったり、手間がかかったりして面倒くさかったりするので
今回のコツを使って頂いてうまく培養できると幸いです。
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